監督:イシュトヴァン・サボー
ハーヴェイ・カイテル、ステラン・スカルスガルド、モーリッツ・ブライブトロイと国際色豊かなキャストがいい。指揮者フルトヴェングラーはナチスの協力者だったのか。戦争の後始末。カイテルの正義も分かる。そしてスカルスガルドの気持ちも理解できる。どちらが正しいのか。結果的にヒトラーのために指揮者をやることはナチスといえるのか。いい暮らしもしてたし、優遇もされてた。個人的にはフルトヴェングラーにやや同情的に見た。しかし一番の衝撃はあの実際の映像だろう。あの映像は初めて見た。ショベルカーで死体の山を処理するやつ。あれを見ると同情してはいけないのかなとも思える。。。