あやつり糸の世界

監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー

元々3時間半の前後編のテレビ映画。うーん凄くいいんだけど、いかんせん長すぎる。2時間半にまとめたら傑作になった。前編の方が勢いがあり、後編は冗長だった。でも70年代にこんなSFがあったなんて意外だった。仮想現実という先駆的なものも確かに凄いんだが、この映画はさらにそこに階層を入れている。「インセプション」みたいなことを既にこの時代でやってることに大いに驚いた。「インセプション」大好き人間なので大おまけ。