子宮に沈める

監督:緒方貴臣

この半ドキュメンタリー的な作りが、ノンフィクションのように錯覚させる。なので途中まで辛く、もうやめてくれとさえ思った。特に包丁のシーンはヤバい。ただ終盤はやや映画的になり、リアリティが薄れてしまったのは惜しい。これ女性が監督だと勝手に思っていたが男なんだね。家の中だけで、これだけのサスペンスが作りあげられたのは評価。育児放棄なんだけど、いろんな問題がはらんでいる。父親も無責任だよな。数日後そっと帰ってくるシーン。あの下半身だけ映す演出に、いろいろな感情が込められていた。。。