ゴモラ

監督:マッテオ・ガローネ

怪獣映画ではない。イタリアの犯罪映画で、ちょっとドキュメンタリー風な群像劇。だけどマフィアとかそういう感じではなく、都市部から離れた下町のようなとこの、末端ギャングの実態。こういう周りの環境がギャングたちで囲まれたとこに生まれたら、子供たちもギャングにならざるをえない。まさにイタリアのギャングが出来あがる負の連鎖が少し覗けたような気がした。ジジイの役者たちが、味があっていい。調子にのった若い2人組のチンピラの最期は、予想通りの結末だったな。。。