西部開拓史

監督:ヘンリー・ハサウェイジョン・フォードジョージ・マーシャル

ある一家の家系を通して、激動の西部開拓の歴史を見せるという結構な大技にふさわしい大作で非常に見応えがあった。こういう三代に渡って物語が続いていくという話は、その人間関係の繋がりという面白さがあるので西部劇というのを抜きにしても楽しめた。オムニバス形式で監督も三人だし何よりキャストが豪華すぎるので当時の映画会社の力の入れようが凄まじかったのが伺える。今ならCGで済ませてしまう映像が、そんなもんないガチな凄さがここにある(特にバッファローのシーンは圧巻)。