さらば、ベルリン

監督:スティーヴン・ソダーバーグ

全編モノクロで、昔のハリウッド映画のスタイルで撮られた作風が、古き良きハリウッドを思わせ味があっていいのだが、段々慣れてくるとちょっと鬱陶しく感じた。話に盛り上がりが欠けるため、正直ちょくちょく睡魔が襲ってこの物語に集中できなかった。ジョージ・クルーニーケイト・ブランシェットがハリウッド黄金時代の役者を思わせようとがんばっていて、まあ雰囲気は出ていたと思うが、映画の中身が薄いので雰囲気だけではどうにもならん。