監督:エドワード・ズウィック
エドワード・ズウィックらしい真面目な映画。ハリウッド色が出ないように、キャストなどに気を配っていて、変なスター俳優を使わなかったことは評価できる。ナチスから多くのユダヤ人を救った、”もう一人のシンドラー”的な話で、今さら感が強く目新しいものは無いが、真摯な姿勢で映画に向き合っていて、前作の「ブラッドダイアモンド」よりは全然うそ臭くなくていい。森と戦争が何となくケン・ローチの「麦の穂をゆらす風」と被って見えたのは気のせいか。ダニエル・クレイグは悪くないが、ちょっとパンチがないな。てゆうか最後の方はK−1の魔裟斗に見えてきたぞ。。。