華麗なる恋の舞台で

監督:イシュトヴァン・サボー

アネット・ベニングアネット・ベニングによるアネット・ベニングのための映画。アネット・ベニングが若い青年に熱を上げるとこの演技なんて、もう演技とは思えないぐらいの地がでていて、何かすごい弾けてます。売り出し中の新人女優との競演では、付き合っていた若い青年を新人女優に取られた腹いせといわんばかりの稽古とは違うアドリブ全開芝居で、新人女優を懲らしめる、この辺のとんでもないビッチぶりは正にアネット・ベニングならではといった感じで、この大女優役を見事に怪演している。まあとにかく最初から最後までアネット・ベニング映画で圧倒されました。