監督:ブリュノ・ポダリデス、グリンダ・チャーダ、ガス・ヴァン・サント、ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン、ウォルター・サレス、ダニエラ・トマス、クリストファー・ドイル、イザベル・コイシェ、諏訪敦彦、シルヴァン・ショメ、アルフォンソ・キュアロン、オリヴィエ・アサイヤス、オリヴァー・シュミッツ、リチャード・ラグラヴェネーズ、ヴィンチェンゾ・ナタリ、ウェス・クレイヴン、トム・ティクヴァ、フレデリック・オービュルタン、ジェラール・ドパルデュー、アレクサンダー・ペイン
全18編からなるオムニバス映画。これだけ多いと面白いのもあればつまらないものもある。一話一話が中途半端に終わるのがオムニバス映画としてどうかと思ったが、これはこれで悪くなく前半は出来もよく面白かったが、後半にいくに従ってつまらないものも増えてくる。中でも一番面白かったのは、コーエン兄弟のエピソード。短い時間ながらコーエン兄弟らしいユーモアで、余裕すら感じる手馴れた仕事っぷりは流石。スティーヴ・ブシェミとの息もぴったりだ。逆に期待したアルフォンソ・キュアロンのエピソードがちっとも面白くなくがっかり。なにはともあれエピソードが多すぎ。