2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ラスト・デイズ

監督:ダビ・パストール、アレックス・パストール まあまあなスペイン産のパニックスリラー。外に出ると死ぬという意味不明な世界観で、人々が家やビルから出られない。でも地下とかを通って移動したりなんかして、この世界に立ち向かってるんだけど、結局特…

チョコレートな人々

監督:鈴木祐司 久遠チョコレートに密着したドキュメンタリー。昨今の多様性多様性は嫌いだが、これはそういう薄っぺらいのとは違うと思った。このチョコレート専門店の夏目代表は障害者やマイノリティを受け入れている。ほぼそういう人達を入れている。口で…

東京の合唱(コーラス)

監督:小津安二郎 就職難とか失業とかこの辺は小津らしい話。その中で家族のために仕事をする父親の姿がいつの時代も変わらないものだなと。二輪車を買えないで息子とけんかするとことか昭和を感じさせる風景。社長と言い合いになるシーンで、つつき合うとこ…

スノープリンス 禁じられた恋のメロディ

監督:松岡錠司 脚本が小山薫堂だから観たけど、別に観なくてもよかったかな。なんかタイトルが大袈裟だなと。プリンスとか禁じられたとかそんな大層なものでもないでしょ。「フランダースの犬」に着想を得たらしいが、そこまでフランダース感がなかった。TV…

大虐殺

監督:小森白 大正時代。関東大震災直後に多くの社会主義者や朝鮮人を殺害いわゆる「亀戸事件」を映画化。この辺の歴史は全然知らないが、こんなことがあったんだ。そもそも震災と虐殺が全く結びつかないんだけど、まあどさくさに紛れてやったってことなんだ…

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man

監督:神山健治 TVアニメを総集したOVA。TVアニメ版の方は観たことあるが、このエピソード好きなので久しぶりに観ることに。うんやっぱり好きだわあこのエピ。あの芸者ロボットや笑い男マークが素晴らしい。このマークのデザインが衝撃的だし、このマークが…

はなればなれに

監督:ジャン=リュック・ゴダール 覚悟はしていたがゴダールである。いかにもなヌーヴェル・ヴァーグ。ゲリラ的撮影やファッション、ダンスと60年代のフランスが感じられる。男二人と女一人がダラダラとパリを彷徨うだけ。この気怠さとか映像に世界中が影…

大阪ど根性物語 どえらい奴

監督:鈴木則文 鈴木則文監督デビュー作。大正時代の葬儀屋の世界を駆け抜けた男の話。意外と壮大というか結構時間を経過させて葬儀屋の近代化を描いている。といっても大阪が舞台なので関西特有のノリというか関西人はいろんな意味でたくましいよ。藤田まこ…

ゴッドマザー

監督:ジャン=ポール・サロメ イザベル・ユペールを見るための映画。アメリカ映画風な娯楽映画になっている。それでもおフランスはやや堅苦しさはあるが。これ実話を基にしてるとかなら面白いんだけど、創作でこの程度ならフランスは娯楽映画がやはり得意で…

絶望の怪物

監督:コタニジュンヤ コタニジュンヤがほぼひとりで作った30分の短編アニメ。まあこんなもんでしょう。素人っぽさはあるが話はしっかりしている。似たような話はあるような気もするが、怪物の辛い青春は感じ取れた。もっと予算をかけた長い話も見てみたい…

胸に輝く星

監督:アンソニー・マン 悪くはないのよ。ただコレといった特徴のない西部劇。とにかく地味。まあヘンリー・フォンダとアンソニー・パーキンスという組み合わせの異色さはあるが。敵の男がなんか「バックトゥザフューチャー」のビフみたいな奴で、こいつもイ…

おじいちゃん、死んじゃったって。

監督:森ガキ侑大 まあまあ。おじいちゃんの葬儀のために久々に親戚中が集結。いろいろと問題が勃発するって話。こうやって言いたいこと言えるってのはそれはそれでいいことでは。いくら親しくたってこんな思ったこと普通の家族は言えないだろ。たまには喧嘩…

二・二六事件 脱出

監督:小林恒夫 226事件にこんな裏話があったなんて知らなかった。クーデターが起こり首相官邸が占拠され首相が殺害されたと思いきや、偽者が殺害され本物の首相は女中部屋の押し入れに隠れる。その首相救出作戦を映画化。こんな面白ネタがあったとは。ちょ…

手紙と線路と小さな奇跡

監督:イ・ジャンフン 「Be With You ~いま、会いにゆきます」の監督なのか。まあなんとなく作風は似てる。韓国初の私設駅誕生をモチーフにして、いかにもな感動映画に仕上げるのが韓国流。はっきり言ってあざとい。姉の死、幽霊、数学の秀才などあまりにい…