2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ハッピーエンドが書けるまで

監督:ジョシュ・ブーン親と子それぞれの恋愛模様。なんかもうひとつパンチがない。だが若手注目の俳優がたくさん出てる。リリー・コリンズ、ローガン・ラーマン、ナット・ウルフ、リアナ・リベラトとみんな将来有名になりそうな予感。リリー・コリンズは結…

さよならは言わないで

監督:モーシェ・ミズラヒ80年代のトム・ハンクスがこういう真面目な映画に出てたなんて。しかも第二次大戦もののイスラエル映画だもんな。まあ戦争を背景とした恋愛ものではあるが、当時としては随分と不釣合いな映画に出演したものだ。

アフガン・レポート

監督:ポール・ケイティス最初に実話と出てたが忘れてた。終わった後実話と知り驚く。敵は人間だけではない。地雷の密集地帯に来てしまった兵士たちの地雷地獄。フィクションならまあまあかなと思ったが、実話と知ったら急に深刻度が増した。ただやはり地雷…

ネスト

監督:エステバン・ロエル、フアンフェル・アンドレススペイン版「ミザリー」といったとこか。姉には多少同情したが、後半大暴走しだして、もはや同情の余地なし。あまりの変貌ぶりにもう笑うしかない。オチはまあ予想できたが哀しいねえ。。。

善き人に悪魔は訪れる

監督:サム・ミラー脚本に芸がない。よくある悪人を家に入れてしまって起こる平凡なサスペンス。室内で男女が暴れるだけではねえ。。。イドリス・エルバもタラジ・P・ヘンソンもパワフルだが、この脚本ではどうにもならん。

オオカミは嘘をつく

監督:アハロン・ケシャレス、ナヴォット・パプシャド「ザ・マッドネス 狂乱の森」の監督だったか。なんか分かる気がする。少しだけ「ユージュアルサスペクツ」を思い出した。まあこういう映画は大体結末がいくつかパターンがあるので、この結末を選んだか。…

続・荒野の用心棒

監督:セルジオ・コルブッチ棺桶をひっぱって歩くジャンゴのキャラがいい。そしてこのいかにもな主題歌。ジャンゴ〜。これぞマカロニ思わず口ずさみたくなる。まあありきたりなマカロニではあるが、ギラギラした脂ぎった魅力はある。沼地に落ちるシーン、そ…

ヒックとドラゴン2

監督:ディーン・デュボア続編ってどんどんつまんなくなっていくけど、これは高い水準を保っている。いや前作を超えてるかも。王道的な少年の成長物語で前作観てなくても問題ない。ヒックとトゥースの関係に「ドラえもん のび太の恐竜」を見た。トゥースかわ…

劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇

監督:石立太一TVシリーズの総集編。ほとんど忘れてたので、いい復習になった。TV版はそんなに思い入れなかったが、こうやって改めて観ると結構いい作品だったかもと思える。京アニはTVでやってそれを後で映画にするというパターンが多く、「中二病」…

劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来篇

監督:石立太一悪くはない。ただ無理に話を引き延ばした感があるのも確か。主人公たちの宿命的出会いを守る側になったり守られる側になったりところころ状況が変化して、無駄に壮大な話に仕立て、それについてこれるかどうかだが。まあ栗山さん可愛いから許…

星になった少年 Shining Boy & Little Randy

監督:河毛俊作悪くはない。そこそこ泣ける。学生なのに単身タイに行き、日本初のゾウ使いになった坂本哲夢の実話。まさか交通事故で20歳で亡くなるなんて。もし生きてたらその後どういう人生を送ったのかを考えるとねえ。。。柳楽優弥は頑張った。しかし…

ペインテッド・デザート タフ 劇場版

監督:原田眞人うーんなんだこれ。ちっとも面白くないユーモア。安い映像。原田眞人はなにがしたかったんだ。確かに不穏な空気は漂い、なにか起きそうなピリピリ感はあるのだが、一向に何も起きない。まあ最後には起こるっちゃ起こるが、普通に予想通りの展…

+1 [プラスワン]

監督:デニス・イリアディスアイデアは普通。世にも奇妙な物語辺りにありそうな話。分身が出てくるというのはよくあるが、もうひとつ話に工夫がほしかった。ハッピーエンドにあまり納得がいかない。

野獣刑事

監督:工藤栄一80年代独特の邦画の刑事ものの空気感。撮影にキレがなく妙にダラダラしてるが、役者陣の熱気はそれなりに認める。いしだあゆみって余り好きじゃないが芝居は上手い。泉谷しげるは映画でも暴れてた。しかし恋人におとり捜査やらせて死なすな…

極道大戦争

監督:三池崇史もう滅茶苦茶。ただのバカ映画。三池のやっつけ仕事感がすごい。ストーリーとかどうでもいい。カエルとか全然面白くないし。。。まあ市原隼人はよかった。

マックQ

監督:ジョン・スタージェスまさにジョン・ウェイン版「ダーティハリー」。しかもスタージェスと初顔合わせとは。西部劇で観たかったが、この刑事ものも悪くない。さすが職人スタージェス。この70年代の雰囲気とカーチェイスはよく合う。話もよく出来てた…

モンスター上司2

監督:ショーン・アンダースなんか3バカ具合がハングオーバー化してきた。このままシリーズ続けるのか。この手の続編コメディはつまらないんだけど、これは割とマシな方だと思うよ。ゲストスターも結構豪華だしね。ラストのNG集も見所。

アパッチ砦

監督:ジョン・フォード終わりよければ全てよしではないが、前半のつまらなさに比べればよく盛り返したよ。終盤のインディアンとの戦争でようやくこの映画の形が見えてきた。偽善的でなく、ヘンリー・フォンダの姿は当時のアメリカの姿だったのかもしれない…

ヘイトフル・エイト

監督:クエンティン・タランティーノ西部劇版「レザボア・ドッグス」。タランティーノの強みでもある会話だが、これは諸刃の剣で長すぎると映画の勢いが停滞する。前半はまさに無駄に長い会話と変化のない画面に眠くなってきたが、ようやく中盤本領発揮しだ…

黒の試走車

監督:増村保造試走車(テストカーと読む)。悪くない。産業スパイの攻防戦。60年代だから許されるような無茶な嫌がらせの応酬。ライバル企業の車を買って、わざと事故を起こすとか高度経済成長期の日本のなんでもアリなムードはなんとなく伺えた。田宮二…