真昼の暴動

監督:ジュールス・ダッシン

硬派な刑務所物。主人公が脱獄してめでたしめでたしでないのが結構斬新。単純なエンターテイメントにせず、どこか教訓めいた感じで最後は誰も逃げられないと語りかけていた。突然入る回想が結構混乱させるような入り方でこの辺も独特な味。ヒューム・クローニンって晩年の優しそうなお爺ちゃんというイメージしかなかったから、この暴力的な役は意外であった。