監督：フロリアン・ゼレール
辛い映画だ。そしていろいろと考えさせられる。正解などない。子育ての難しさ。何の問題もなく普通に育つことがいかに大変なことであり、それが実は普通ではないということが。理由があるようでない。親の離婚も影響しているのだろうが、それが根本ではないと思う。生きるのが困難、無気力な思春期というものがあると思う。それが果たして病気なのか。大抵どうにか適応しようとするが、できない人間もいる。それに対してどう向き合えばいいのか。これを観るとどの道結末は最悪しかないのではないのか。仮に病院に残っていたとしても。居た堪れない。あの未来があったらと親は後悔するしかない。。。
