生きたい

監督:新藤兼人

新藤兼人自身の老後問題を意識してこの映画を作ったのではないか。現代の老後と姥捨て山伝説を交錯させるのは新藤監督らしい趣向。三國連太郎大竹しのぶの新旧ぶつかり合いもそれなりにいい。これ1999年の作品だが、五人に一人が老人という台詞があり高齢化社会と言われているが、今はもうもっと増えているだろ。ラストのカラスを撃ち殺すシーンが凄い強烈な印象を残し終わる。ちょいおまけ。