真昼の暗黒

監督:今井正

実際の事件(八海事件)をベースにしている。冤罪事件で警察の横暴が描かれている。一番問題なのは警察は間違えられないという幻想だ。警察だって間違える。しかし起訴したら必ず有罪にしなければいけないような空気がある。間違えてもそのまま間違いを認めず有罪まであの手この手で突き進む。この件だって後からおかしなことに気付くが、それを認めない。拷問とかもしてるためもはや引くに引けない。そもそも捜査が複数の足跡という思い込みや刑事の勘とかで、結論ありきなとこも問題。警察の威信も分かるが、命とでは釣り合わない。まあ嘘つき犯人もクズではあるが。。。