裁かるゝジャンヌ

監督:カール・テオドール・ドライエル

フランスの名作サイレント映画。ようやく観る。なるほどこれは凄い。1928年の映画なのになんだこの画質は。モノクロが美しい。ジャンヌ・ダルク裁判をネチネチとやる。もう結果ありきなんだろう。彼女は死ぬ運命にあった。どう抵抗しようとも。これはサイレント映画だからこその迫力。台詞などいらない。余計なものを排除した映像だからこそ、どこか見入ってしまう力があった。