フォトコピー

監督:レガス・バヌテジャ

インドネシアのいわゆるMe too映画。真実か虚言かの犯人探しから、徐々に真実が見えてくる。多くの被害の中でいかに声を上げることが困難か。金や権力によって力の有る者が無い者をねじ伏せる。悪いことをされた側がなぜか謝らなければいけない不条理さには単純に腹が立った。結局皆で声を上げないと勝てないということ。逆にいえばたくさんの被害者が出て初めて勝負になるという現実。しかし終盤のあの犯人の行動の気持ち悪さは半端ねえ。