ドント・ウォーリー・ダーリン

監督:オリヴィア・ワイルド

いやあまさかこんな映画とは思わなかった。O・ワイルドは「ブックスマート」から大分作風を変えてきた。てっきり恋愛映画みたいなものかと思ったら、「トゥルーマンショー」風味だった。色彩ある画面、作り物めいた如何にもなアメリカンな生活、幻覚のヴィジュアル等、謎めいた世界が一体どこに向っているのか興味を引きたてたが、大したオチも用意せず、なんかよく分からん作品ではあるが、案外嫌いじゃないかも。ハリー・スタイルズにはスター性、クリス・パインは新たな方向性が見えた気がした。ちょいおまけ。