サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~

監督:ダリウス・マーダー

難聴の映画。突如音のない世界に向き合うのは恐怖であろう。突然の環境の変化で一番不安なのは、やはり仕事である。彼の場合、フリーなドラマーという立場だから、ある程度融通が利くが。そして彼女の豹変ぶりにびっくり。変な話、彼のおかげで彼女は変われたと思う。それが良いのか悪いのかは分からないが、彼女は現実と向き合い、彼は知らなかった彼女の一面を知った。再出発の映画でもある。