ソウルメイト/七月と安生(チーユエとアンシェン)

監督:デレク・ツァン

「少年の君」の3年前に撮ったデレク・ツァン作品。いやあこの監督いいね。「少年の君」もそうだったけど、どこかこの甘酸っぱさがクセになる。「少年の君」にも出てたチョウ・ドンユイが素晴らしい。デレク・ツァンのミューズか知らんけど、彼女の幅広い年代を演じ分ける童顔さや、存在感は彼の映画の美しさや儚さ、懐かしさを体現している。どうでもいいけど、七月はスピードの今井絵理子っぽかった。話的には正直どっかで聞いたことあるような内容だったが、それでも二人の友情物語に、どこか癒された。