監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

今や大物になりつつあるドゥニ・ヴィルヌーヴ初期の作品。最初はどこかジュネの映画を思わせたが、除々にまともにはなっていった。轢き逃げして死んでしまった男の息子と恋に落ちる、まあそんな話なのだが、どこか掴み所がなく、映像や編集にやはりセンスを感じる。不思議なテイストがあり、出来る監督というのは最初の頃、変な映画を撮るものである。。。