2015-06-10から1日間の記事一覧

やさしい本泥棒

監督:ブライアン・パーシヴァル悪い映画ではない。ナチス政権下のドイツの話だが、ユダヤ人ではないため同じ少女を扱った「アンネの日記」とは危機感が違う。また核になるエピソードがないので、今一つ心に響くものはなかった。まあ主役の少女はがんばった…

複製された男

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴドッペルゲンガー物。自分と瓜二つの人間を発見したことへの恐怖と興味。ハリウッドならもっとノーテンキに撮りそうだが、静かにそしてちょっと黄色がかった映像でじわじわと肉迫していき楽しめた。タランチュラはなにを暗示して…

愛の渦

監督:三浦大輔なにか見てはいけないものを見た気分。そしてその異空間に除々に慣れていく人間の順応性。ヤルまでの緊張感、そして連帯感が生まれ、敵意が生まれてくる。短い時間の中で大袈裟だが人間という生き物の本能的なものを見せられた気がする。朝日…

陽なたのアオシグレ

監督:石田祐康話が全く面白くないし、わくわくするようなこともない。演出が平凡でこれではただのスピッツのミュージックビデオでしかない。ちょっと期待したんだけど、ダメだこりゃ。。。