祈りの幕が下りる時

監督:福澤克雄

途中まではまあ良かったのだが、終盤の過剰な泣かせが延々と続き、どうにも辟易した。押し付けがましくて、逆に泣けなかった。あと一か所非常に無理のある展開があり、そこがどうにも納得できず、気持ちよく謎解きを味わえなかった。序盤のテロップ表示もいただけない。まあでも阿部寛の佇まいや意外と溝端淳平がイケメンで好演していて、いいコンビではあった。