ジュリエッタ

監督:ペドロ・アルモドバル

正直それほど大した作品でもない。主人公の謎というか秘密というか、それも引っ張った割にはどうってことない。ただそれでもアルモドバルの円熟の味のようなものはあるので、それなりのレベルには達している。でもアルモドバルとしてはどこか物足りないかな。主役の女優がアルモドバル映画のいつものアクの強さがやや薄いのもその要因のひとつ。ちょいおまけ。