戦場からのラブレター

監督:ジェームズ・ケント

邦題が変。まあそれは置いといて、最初はやや退屈なメロドラマかと思ったが、戦争が主人公の人生に浸食し出してからは除々にメロドラマが薄れてきて、反戦映画となって戦争の悲惨さがこれでもかと主人公に襲いかかる。この頃まだ無名に等しかったアリシア・ヴィカンダーだが、なるほど内に秘めた力強さが未来のスターを予見させるものを感じた。