或る終焉

監督:ミシェル・フランコ

悪くない。むしろ結構よかったのだが、ラストの終わらせ方がよくない。なんだそれって感じ。介護士の現実を丁寧に描き、セクハラのような誤解などにも踏み込んでいる。ただ本当に誤解なのかよく分からない作り。そもそもこの映画には不穏な空気が一貫して流れていて、孤独感や葛藤よりも、どこかティム・ロスには裏がありそうなそんなサスペンスな空気があった。