仕立て屋の恋

監督：パトリス・ルコント

パトリス・ルコントの中では一番好きかも。人間誰でも変態的な要素はある。少し「裏窓」的なのぞきから女性を好きになり、近づき仲良くなるのだが。。。孤独の中から愛を見つけるけど、待ち受けるのは女性の裏切り。それでも恨みはないと言う主人公。ある意味こうなることはわかっていたのではないか。人生でつかの間の夢のような時間を過ごせた主人公は、人生の惨さを誰よりも知ってるはず。切なく哀しいラストであった。