テイク・ディス・ワルツ

監督:サラ・ポーリー

サラ・ポーリーの監督2作目。才能はあると思うよ。夫婦生活と不倫というテーマで、リアルに時にロマンチックに揺れ動く女性の葛藤を描く。平凡な生活に、ある日白馬の王子様が現れたらということだが、これはミシェル・ウィリアムズには同意できないなあ。人生なんて全てが満たされるわけがないとか、新しいものは良く見える。しかしそれもいつかは古くなるとか、台詞が結構胸に突き刺さる。ラスト、目をくり抜きたいといったセス・ローゲンの言葉に共感。M・ウィリアムズも相変わらず幸薄加減がよく出ていて上手い。しかし脱ぎ率高いなあ。。。