ブエノスアイレス恋愛事情

監督:グスタボ・タレット

二人の男女のそれぞれの日常を描き、正直それだけなので、やや盛り上がりには欠けるが、監督の映像センスにより退屈さを回避している。平凡さをいかに面白く見せるかというのは難しいんだよね。まあ所々で二人はすれ違ってるんだけど、なかなか交わらない。気になったのは、アルゼンチンも結構経済発展してきてるんだなと。いろいろな小道具などを効果的に使っていて、なかなかオシャレな作風。ウォーリーをさがせとか懐かしい。監督は鉄腕アトム好きなのかな。