ルルドの泉で

監督:ジェシカ・ハウスナー

これは実話の映画化なのかなと思ったが、どうやら違うようだ。神様とは随分と都合のいい言葉だなあ。奇跡がおきれば神の御心となるし、おきなくても何も言われない。しかし巡礼地での奇跡などというものは本当に存在するのか。客寄せのパフォーマンスなんて一瞬思ってしまった俺はバチ当たりか。奇跡が起きても周りの反応が意外と薄いが印象的で、実はみんな信じてない?結局彼女に奇跡は起きたのだろうか。映画は曖昧なまま終わる。いろいろ考えさせられるものはあった。