ムッシュ・カステラの恋

監督:アニエス・ジャウィ

空気の読めないオッサンが人生最後の恋に出会う話。ラスト、劇場で彼の姿を探すもいない。カーテンコールでも探すがいない。と思ったら目の前に・・・憎いシーンであり、ださいオヤジが最後はちょっとだけステキに見えた。恋というのは押しばかりではダメで、引いた時にはじめて相手は自分の存在の大きさに気付く。なんというかフランスらしい非常に大人な映画であった。ただボディガード二人とバーの女の関係性がイマイチ分かりづらかったけど。