グレート・ディベーター 栄光の教室

監督:デンゼル・ワシントン

「アントワン・フィッシャー」もそうだが、監督デンゼルもいいね。大スターになっても黒人としてのルーツや歴史、差別などに戦ってきた先人たちへの尊敬を忘れない。そして映画としては地味な題材だが、こういう事実を採算なしで取り組む姿勢は真面目なデンゼルらしい。話がやや事実と違うらしいが、そういう脚色はちょっと余計だったかな。この映画を見て思うのは、アメリカではディベート(討論)することが根付いていること。日本の教育にはこういう部分は足りない。だから日本人は話ベタなんだよなあ。自分も含めて。。。