キッズ・オールライト

監督:リサ・チョロデンコ

レズビアンカップルの家族映画だが、そこにあるのはいたって普通の家族映画でした。観る前はレズビアンという内容から、こゆい感じを予想し、あまり観る気しないなあと思ったが、ゲイと違ってレズビアンの場合は、ある程度ドライなものであった。レズビアンカップルとその子供、そして精子提供者という奇妙な家族構成が織りなすドラマは脚本がとても良く書けていた。普遍的な家族映画をいいものに仕上げるのはとても難しいのだ。アネット・ベニングはオスカーあげてもよかったんじゃない。マーク・ラファロの絶妙なさじ加減もさすが。しかしなんといってもこれはミア・ワシコウスカの映画。彼女こんなにかわいかったんだ。今後要注目。