監督：本広克行
制作・監督のフジテレビコンビの映画は観る気がしないが、「サマータイムマシン・ブルース」が結構お気に入りのため、同じ脚本家（上田誠）ということで観てみる。舞台劇のようなシチュエーションコメディで、日本映画のコメディって作家の独りよがりで笑えないのが多いが、このふざけたようなゆるい笑いは結構好みである。エスパーが集うカフェという設定が面白いので、途中まではかなり良かったが、終盤のサンタクロースとか子供達の笑顔とか小奇麗な感動路線に辟易してしまった。ハリウッド当たりで上手くリメイクすれば、それなりのものになりそうな気がする。
