君のいた永遠(とき)

監督:シルヴィア・チャン

この映画結構好きかも。男と女が出会い、そして別れるが何年後かに異国で再会するという、どこかで見たことあるようなべたなラブストーリーだが、自分はこんな経験したことないが、どこか懐かしさや切なさといった味があった。日本が舞台の一つになっているのも大きい。学生パートは、ただ甘ったるいだけの話であったが、そこから年月をかけることによって大きなドラマが生まれた。元々回想形式の話であるが、それとは別のフラッシュバックなど、映画全体に仕掛けられた構成が綿密に作られているので、単純なラブストーリーで終わっていない。金城武とジジ・リョン、二人の役者も好演。ただ中年パートは金城自身が演じてもよかったのでは。。。