ある戦慄

監督:ラリー・ピアース

電車の中で、不良たちに絡まれる。周りはそれを見て見ぬふりをする。そんな映画だ。前ふりが長く、それぞれのキャラクターの中には、思わせぶりなキャラもいて、無駄な時間を食った。電車の中の、不良たちの乗客いじりは、気味が悪いほどしつこく、観ていて気分のいいものではない。また白黒映像が、より緊迫感を上げている。不良の一人はマーティン・シーンではあるが、不良よりも、兵士のボー・ブリッジスのうすら笑いが印象に残った。