或る夜の出来事

監督:フランク・キャプラ

まさにロマコメの古典であり、教科書のような映画。無駄のないストーリー展開、小粋なセリフの数々、印象深いシーン(有名なヒッチハイクやドーナツを漬すとことか)など、今観ても古さを感じさせないぐらい洒落ている。クラーク・ゲイブルとクローデット・コルベールのコンビも最高にハマっていて、相性ばっちりではないか。あの時代で、これだけ練られた脚本というのにも驚いた。ロマコメ原点にして、最高傑作を作ってしまったフランク・キャプラ、流石です。