イエスマン “YES”は人生のパスワード

監督:ペイトン・リード

近年イマイチ生彩さを欠くジム・キャリーだが、これはいい部類。いつものようにやりすぎた芝居はあるが、それがあまり鬱陶しく感じなかった。エキセントリックなズーイー・デシャネルや気のいい友人のブラッドリー・クーパーと配役がいつものパターンではあるが、ちょっと変わった上司のリス・ダービーを含め、脇役たちが好サポート。原作は実際に全てに“イエス”と6ヵ月間答え続けた男の体験記だそうだ。まあ確かに全てに”イエス”と答えれば、主人公のように人生が変わるとは思うが、現実はそうはいかない。自分の殻を打ち破った主人公がちょっとうらやましかったりする。。。