監督:アダム・ブルックス
ちょっと甘めの評価だが、ニューヨークの街とトイレットペーパーガイに免じて許そうではないか。回想形式で進む3人の女性との複雑な恋愛模様。アイラ・フィッシャー、エリザベス・バンクス、レイチェル・ワイズの3人との出会いと別れ、そしてまた出会いを輪の中をグルグルと周り、巡り巡って結局は元に戻ってくるという何という運命のいたずら。そして最後にもうひとヒネリ利かせているのがニクイ。ケヴィン・クライン(最初気付かなかった)など脇役も結構豪華。「ジェーン・エア」のエピソードやクリントン大統領の小ネタも時代を感じさせてしみじみ。