真昼の決闘

監督:フレッド・ジンネマン

今更だがこの西部劇の名作を初めて観る。ゲイリー・クーパーが何か頼りなく、仲間集めのため奔走するが、誰も味方になってくれないという従来の西部劇とは異色の展開がいい。ほぼリアルタイムで進行していき、正午の対決を孤立無援で戦うことになるが、終盤の対決は意外とあっさりしていてちょっと拍子抜け。最後の対決より、そこに至るまでの保安官と街の住民との関係性を描いた人間ドラマといった方がいいだろう。奥さん奇麗だなーと思ったら、グレイス・ケリーでした。。。