ワールド・トレード・センター

監督:オリヴァー・ストーン

オリヴァー・ストーンにしてはおとなしい。9.11テロによって崩壊した世界貿易センタービルの下敷きになった警察官の実話を描いているが、あまり9.11は関係なく、瓦礫に取り残された救助隊の生き残りを描いているため、密閉空間より限定されているため話に広がりが薄い。それでも最後までそつなく観れてしまうのはオリヴァー・ストーンの力なのでしょう。結局オリヴァー・ストーンが言いたかったことは、最後に海兵隊が言う”報復してやるぞ”ってことなのか。