デビルズ・バックボーン

監督:ギレルモ・デル・トロ

一応ホラー映画なのだがホラー色は薄く、スペイン内戦下の孤児院に引き取られた少年が孤児院で起こる様々な事件を通して大人へと成長する、少年たちの苦い成長物語といった色の方が強い感じがした。
ギレルモ・ナヴァロの映像がホラーだがどこか幻想的で美しい。
結局あの不発弾は少年たちが隠れるためだけの道具でしかなかったが、何か象徴的な意味があるのだろうか。