ハッスル&フロウ

監督:クレイグ・ブリュワー

現実と夢の間でもがきながらラッパーとしての夢を捨てきれず格闘する男を描いた音楽映画の快作。
見所のひとつである吹替えなしのラップシーンはなかなかエキサイティングだ。演じるテレンス・ハワードがカリスマ的な魅力と爆発力で熱演。また他の出演者も皆好演している。
終盤、夢から一転現実へと突き落とされるが、最後は希望のある幕切れだったので良かったのではないか。