2021-03-07から1日間の記事一覧

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像

監督:クラウス・ハロ 良作。フィンランドと美術界の雰囲気がいい。話の展開は終始読めてしまうのだが、気持ちよくこの世界に浸れた。ある意味、競売は博打のような部分もある。最後にその勝負に勝つのか負けるのか。いろんなものを捨て、家族の信頼も無くし…

ある船頭の話

監督:オダギリジョー オダギリジョーの長編初監督作。明治時代の自然を舞台ってのが意外だった。なんかキャラ的にもっと前衛的なイメージがあったので。ただ真面目なだけでなく、主人公の内面の描写だったり、少女の海の中のシーンだったりにクセは見られた…