2020-01-01から1年間の記事一覧

ヲタクに恋は難しい

監督:福田雄一 アニメ版は観てた。これ普通にやってもそんなに面白くないので、ミュージカル化したのは個人的には正解だと思う。オタクや腐女子といってもあの二人の顔面なら普通にリア充だしなあ。何事も極めることは悪いことではない。それだけ打ちこめる…

his

監督:今泉力哉 ゲイ映画は苦手。男同士のイチャイチャなど見たくないのだが、これはかなり良かった。そういうイチャイチャ部分もあるけど、間に子供が入っていることによってどこか中和されている。やっぱり子供の無垢な力は大きい。別に偏見ある訳じゃない…

なぜ君は総理大臣になれないのか

監督:大島新 衆議院議員・小川淳也の17年間の政治家人生を追ったドキュメンタリー。中々見応えあり。野党は嫌いだけど、彼個人のことは大いに好感が持てた。まあ真面目で誠実。それゆえ本当の政治家になれてない。政治家は汚くないとできない。結局政治とは…

架空OL日記

監督:住田崇 TVドラマの映画版。脚本バカリズム。TVの方は観てないけど問題なかった。いやあバカリズムがOLやってても全く違和感ないのが凄い。すぐにこの世界観に慣れた。女達の無駄話を聞かされてるだけだが、こういうこと本当に言ってそうで、バカ…

ファースト・マン

監督:デイミアン・チャゼル 映像が古めかしく加工されて、ドキュメンタリー風でエンタメ性を排除している。地味で暗くて、もっと華があってもいいのだが、そういうものにしたくなかったのだろう。ニール・アームストロングの半生なのだが、主役の割にはとて…

薔薇色のブー子

監督:福田雄一 バカバカしくてしょーもない。でも嫌いじゃない。下らない笑いの連続技だが、まあこういうのもたまにはいい。役者達も皆遊んでいる。福田映画の常連、ムロツヨシや佐藤二朗は相変わらずの独壇場だが、マギーのイエィや志賀廣太郎の動きもよか…

スパロークリーク 野良犬たちの長い夜

監督:ヘンリー・ダナム 新世代の「レザボア・ドッグス」と言われたらしい。確かにちょっと似てる部分もある。しかし映像が暗い。若干顔が見えないけど、それも作品の個性ではある。民兵組織の中で果たして犯人はいるのか、尋問での犯人探し。まあ悪くなかっ…

サヨナラまでの30分

監督:萩原健太郎 最近多いねえ入れ替わる系。ちょっと「小さな恋のうた」に似てる気がした。新田真剣佑と北村匠海も魅力あるし、バンドメンバーもイケメン揃いで、そこに美少女ひとりと、ちょっとリア充すぎるだろとツッコミを入れたくもなるが、爽やかな青…

“隠れビッチ”やってました。

監督:三木康一郎 隠れビッチよりもそもそも情緒不安定。こんな起伏の激しい女はついていけない。きっと森山未來はドMなんでしょう。なんかバカ女の暴力コメディかと思ったら、後半毛色が変わり出した。何でも親が原因と考えるのは安易だが、確かにそういう…

武蔵-むさし-

監督:三上康雄 史実を基にしたオリジナル・ストーリー。若干ダイジェスト感があったが、まあ悪くはない。ただなんつーか軽いというか重厚感に欠ける。キャストなのか予算なのか。別にそれは決して悪いことではないが、思ったほどインパクトがない。結構見せ…

ジェイコブス・ラダー

監督:デヴィッド・M・ローゼンタール リメイク版。うーん微妙。これをリメイクする必要が果たしてあったのか。幻覚だの妄想だのにすれば何でもできちゃうからなあ。このネタはいまやると結構寒いものがある。

学園祭の夜 甘い経験

監督:堀川弘通 テキトーに観てたからか余りハマらなかった。でも70年代の学園祭の風景などは興味深い。時代の変わり目みたいなものも感じられた。そしてモノローグが多い。この時代は女優達も普通に脱ぐのがいい。今じゃ絶対やらないからねえ。学生の性の目…

スタートアップ・ガールズ

監督:池田千尋 女性の起業という切り口は中々面白かった。こういうお仕事映画は好き。いまひとつ終盤の盛り上がりには欠けたが、こういう仕事もあるんだという普段見れない部分も見れた。上白石萌音の演技には不安があったが、さすが女優です見事になりきっ…

「無頼」より 大幹部

監督:舛田利雄 ちょっとだけ「カリートの道」を思い出した。だから嫌いじゃない。まあ典型的なヤクザ映画なんだけど、仁義や友情に熱い渡哲也がカッコよかった。松原智恵子も若い頃は滅茶苦茶美人。待田京介の存在感もさすが。中盤の頭上から撮影した建築現…

ビューティフル・カップル 復讐の心理

監督:スヴェン・タディッケン 旅行先でレイプされ、帰国後その犯人を偶然見つけるのだが。。。こういう話は好き。前半は胸糞悪く、こいつらをどうやってコテンパンにするのか、こっちが妄想してしまうぐらい。被害者側がいつまでも怯えて暮らさなければいけ…

ベニシアさんの四季の庭

監督:菅原和彦 知らなかったけど、このベニシアさんはハーブ研究家で、NHKで番組をやってた人。彼女についてのドキュメンタリー。外国人によって日本の良さに気付かされる。そういうことは多々ある。日本の文化、伝統、自然を彼女を通して発見できた。京都…

mellow メロウ

監督:今泉力哉 結構良かった。この映画のゆったりとしたリズムが心地よい。主人公の周りで起こる恋愛模様。花屋、ラーメン屋、床屋など仕事場のチョイスもいい。田中圭は面白味のない役者だったけど、最近売れだして、その無味な感じが個性になって悪くない…

丑三つの村

監督:田中登 いやあ狂ってる。まさかこんな映画だったとは。夜這いしたり、拳銃撃ったり、脈絡ない話にどうも乗りきれなかったのだが、終盤の皆殺しに唖然呆然。もっと村人が悪人ならもう少し共感できたんだけど、これじゃあ共感はできない。確かに村八分と…

フッド:ザ・ビギニング

監督:オットー・バサースト うーん普通。別に今ロビン・フッドをやる意味をあまり見出せなかった。マリアンのイヴ・ヒューソンが綺麗で唯一の収穫。さあこれから始まるぞおな感じで終わって、まさにビギニングで中途半端な終わりに脱力した。続編はやる気は…

シライサン

監督:安達寛高 作家・乙一の長編監督デビュー作。「リング」系。こんなに「リング」を意識したものだったのが意外。乙一なので、もっとヒネリがあるかと思ったら、そうでもなかった。でも嫌いじゃない。怪談話の発生元を探る作業は面白い。飯豊まりえ好きだ…

劇場版3D あたしンち 情熱のちょ~超能力♪母 大暴走!

監督:高橋渉 43分の中編的な劇場版第2弾。入れ替わりの次は超能力。母のパワーは相変わらず。オバさんがヒーローになるけど、声が変わってあんな可愛い声も出るのね。商店街のスプレーの悪戯のとこは面白かった。終盤のアパートが壊れるとかもうカオスすぎ…

ラストレター

監督:岩井俊二 手紙のすれ違い。電子メールでなく、手紙というアイテムがこの映画に風情を与えている。この廃れゆく手紙が、淡い岩井的な青春ドラマには相性がいいのだ。そして広瀬すずと森七菜のこの姉妹の破壊力。この輝きと儚さ。この時代の二人の光を刻…

殺さない彼と死なない彼女

監督:小林啓一 3組の少年少女の学生が織りなす青春模様。思ってた感じと違った。正直この世界観はあまり好みではない。会話が中二病的で、どうもなじめない。そこまでキャラたちに魅力があるわけでもなく、 間宮祥太朗と桜井日奈子のメインの話以外の2つは…

夕陽の用心棒

監督:ドゥッチオ・テッサリ D・テッサリということで期待したのだが、うーん変なマカロニ。意外に話はごちゃごちゃしてるし、ジュリアーノ・ジェンマのキャラに全くと言っていいほど魅力がない。何で主人公がこんないい加減なキャラにしたのか謎。敵ボスも…

ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦

監督:アリエル・ウィノグラッド 2006年、アルゼンチンで実際に起きた銀行襲撃事件を映画化。結構シンプルな強盗劇で、それほど凄いものはないんだけど、なんかのらりくらりと最後まで退屈しなかった。真面目な作風でもなく、ちょっとコメディチックでど…

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

監督:馬場康夫 タイムトラベル系は好きだが、これは何かしょーもなさそうだったので観てなかった。まあ結果的にはしょーもなかったけど、バブル時代の狂乱はこれはこれで懐かしい。飯島愛とかラモスとかディスコにオープンハート、ワンレン・ボディコンああ…

シンクロ・ダンディーズ!

監督:オリヴァー・パーカー オヤジたちのシンクロといえば、「シンク・オア・スイム」なんてのもあったが、あれはフランスに対して、こっちは英国版。同じくスウェーデンに実在する男子シンクロナイズドスイミング・チームをモデルにしている。まあオヤジた…

映画 あたしンち

監督:やすみ哲夫 TVアニメ版は観てないので知らないけど、ほのぼのとした日常系のアニメ。その劇場版で、まあ「君の名は」と「バックトゥザフューチャー」を合わせたようなオリジナルストーリー。母と娘が入れ替わる。娘の修学旅行に母が行き、母の同窓会に…

吸血蛾

監督:中川信夫 原作横溝正史の金田一もの。何だか話がよく分からなくて、ついていけなかった。一体この映画は何がしたかったんだ。とにかく人がよく死ぬ。デザイナー業界が舞台だからか、女優たちは綺麗な人達ばかりだった。「三本指の男」同様、金田一は変…

15ミニッツ・ウォー

監督:フレッド・グリヴォワ 1976年に、当時フランス領だったアフリカのジブチで起きたバスジャック事件をモチーフにしたもの。背景に独立とかあるんだけど、内容的にはシンプルなテロ制圧ものだった。そこそこの緊張感もあり、硬派なアクション。特殊部隊の…