ファースト・マン

監督:デイミアン・チャゼル

映像が古めかしく加工されて、ドキュメンタリー風でエンタメ性を排除している。地味で暗くて、もっと華があってもいいのだが、そういうものにしたくなかったのだろう。ニール・アームストロングの半生なのだが、主役の割にはとても目立たず、ただの宇宙飛行士のひとりって感じ。偉業の影では多くの犠牲があり、成功までは税金の無駄と世間の批判も多かったようだ。映像などリアルさを追求した作りにチャゼルの本気を見たが、一般受けはしないだろうな。。。