にっぽん泥棒物語

監督:山本薩夫

1949年の松川事件をモチーフにしてるらしい。こんな列車転覆事件があったんだね。その事件の発端となった三国連太郎が線路で九人の謎の男たちと会うシーンがあるのだが、これがなんかとても不気味というか、印象深いシーンだった。まあとにかく三国が熱演。もう方言が何言ってるか分からんレベル。ラストの法廷での皆の笑いが勝利の笑顔というより、どこか薄気味悪いものを感じた。