かがみの孤城

監督:原恵一

辻村深月原作。ずっと読んでみたいと思ってて、映画になったら観ようと思っていた作品。原恵一としては「カラフル」と同系。結論から言うと、まあまあかな。ミステリーとしては正直普通。やや唐突な話の流れではあるが、現実の厳しさとファンタジーの融合はそこもまあまあ。子供にとっては学校が世界。そして子供は残酷。いつの時代も不登校とかが起きてしまうのは仕方がない。ただ生きるってとても難しいが、一歩踏み出す勇気が届けば意義があることだ。この映画がその一歩になればいいな。