ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~

監督:ロビン・ビセル

学校の人種統合をめぐる実話を基にした話。いかにもな黒人の肝っ玉おばちゃん、タラジ・P・ヘンソンと白人至上主義顔(失礼)なサム・ロックウェルという堅実なキャスティング。対立するけど、最後は寝返る。最後は人の優しさなのかもしれない。黒人と白人では危険の種類が違うみたいな台詞が印象的だった。ドラマとしてはやや淡白ではあるが、今の時代だからこそより作る意義があったと思う。ラストの車の行列がいい余韻。