レイニーデイ・イン・ニューヨーク

監督:ウディ・アレン

素晴らしい。もはや名人芸。ウディ・アレンは洒落ている。ジャズの音色と雨のニューヨーク。やっぱりアレンはニューヨークと改めて思う。若者二人がニューヨークで別行動をとることになり、そこで巻き起こる出来事が結果的には自分探し的なものになっている。ティモシー・シャラメが初めてといってもいいぐらいマトモに見えた。弾き語りも意外と上手い。ちょっと抜けたとこがあるエル・ファニングもキュート。途中までアレがジュード・ロウと気付かないぐらい存在感消してたなあ。セレーナ・ゴメスはいつもインパクトを残す。彼女には輝きがある。こういう映画をいとも簡単に撮るアレンは本物の映画監督だ。